CVTケーブルとは
CVTケーブル(トリプレックスケーブル)とは、架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル
CV(Cross-linked polyethylene insulated Vinyl sheath cable)を3本より合わせており、JIS認証を取得している電力用ケーブルとして国内で普及しています。
取り扱っているケーブルメーカーは住電HSTケーブル(HST)、SFCC、フジクラになります。
現在ラインナップとして市場販売されているCVTケーブルは下記となります。
- 600V CVT 600V 架橋ポリエチレン絶縁 ビニルシース単心3コより電力ケーブル
- 3300V CVT 3300V トリプレックス形 架橋ポリエチレン絶縁ビニルシース電力ケーブル
- 6600V CVT 6600V トリプレックス形 架橋ポリエチレン絶縁ビニルシース電力ケーブル
- 11kV CVT 11kV トリプレックス形 架橋ポリエチレン絶縁ビニルシース電力ケーブル
- 22kV CVT 22kV トリプレックス形 架橋ポリエチレン絶縁ビニルシース電力ケーブル
- 33kV CVT 33kV トリプレックス形 架橋ポリエチレン絶縁ビニルシース電力ケーブル
CVTケーブルの用途
CVTケーブルとは主に構内で電力用ケーブルとして使用されております。 住宅や業務施設、商業施設や工場、研究施設、学校、病院など、どのような種類や規模の建築物でも採用が可能であり、高い性能と信頼性を持つ電力ケーブルのひとつです。架橋ポリエチレンは、分子を網状に補強する架橋を施すことで耐熱性を高めています。導体の許容温度も90℃と高く一般電力用のVVケーブルと比べて電流容量が高く取れ、耐候性も優れているため長期の使用にも向いています。
CVTケーブルの特徴
CVTケーブル(トリプレックスケーブル)は単芯の3本よりあわせ形架橋ポリエチレン絶縁ビニルシース電線で、電力用ケーブルとして国内で極めて幅広く普及しています。工事現場はトリプレックスケーブルと呼ばれることもあります。定格電圧は600V ~ 6.6KVの耐熱温度は90℃で、14SQ ~ 600SQまでのサイズ展開がございます(※サイズによっては受注製作品になります)。規格はJISに適合しており、耐熱性に優れ許容電流量を大きくとることが出来ます。CVTは介在物が無いため次の特徴がございます。①軽量②同サイズでも許容電流量が大きい③曲げやすい。但し、CVTの標準サイズは14sq以上からの生産となっているため8sq以下はCVケーブルとなります。CVTケーブル(トリプレックスケーブル)は電力用ケーブルとしての安定性から、規格を問わない海外でも使用されることもございます。
CV-3CケーブルとCVTケーブルの違い
CV-3C とCVTケーブルの違いは複数の芯線をシースで覆っているか、介在物があるか、より合わせているかの違いです。CVTケーブルは主に下記のメリットがあります。3本のより線になっており介在物も無いため放熱性に優れているため許容電流が大きく取れます。複数の芯線を束ねたCV-3Cに比べて曲げやすく施工性に優れています。更にケーブルがそれぞれ架橋ポリエチレンで覆われ独立しているため線と線の短絡事故が起きにくい特徴もあります。
CVTケーブルの低価格品および切断品を専門に取り扱っております。日本国内であれば、ケーブルを現場へ直送させて頂きます。
当サイトは原則として、お客様とは個別見積もりさせて頂いております。品質、納期、価格、その他ご要望がございましたら、気軽にお問い合わせください。また、1本からでも販売可能ですが、数量がまとまれば、ボリュームディスカウントもさせて頂きます。
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CVTケーブル(製品一覧)
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